「グラスホッパー」の原作者は、伊坂幸太郎さん。
「グラスホッパー」は、120万部突破のベストセラー作品であります。
原作の伊坂幸太郎さんも、『今まで書いた小説の中で、1番達成感があった作品』とおっしゃっています。
この人気の小説が映画化ということで、注目の映画です。
原作の伊坂幸太郎さんは、1971年千葉県出身。
東北大学法学部を卒業されています。
2000年の「オーデュボンの祈り」で、第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビューをされています。
すでに映画化された小説がいくつかあります。
「陽気なギャングが地球を回す」、「アヒルと鴨のコインロッカー」、「重力ピエロ」、「ゴールデンスランバー」などなど。
伊坂幸太郎さんの小説は、映画化するのは難しいのではないか…という作品が多いのですが、ちゃんと映画化されちゃうんですよね^^
監督さんもすごい!!
タイトルである「グラスホッパー」
「グラスホッパー」の直訳した意味は、“トノサマバッタ”です。
“トノサマバッタ”というのは、密集した環境で育っていると、餌が足りなくなっていきます。
そうすると、次第に体は黒くなっていき、羽も伸びて凶暴になっていくという話を聞いたときに、密集して住んでいるとバッタですらそんな変化が起きてしまう。
人も密集して住んでいるとよくない変化は起きるはずだ…と思ったようです。
「殺し屋の話」=「グラスホッパー」っていうのをずっと考えていたようです。
また、「東京」=「物騒な街」というイメージもあり、今回の映画の舞台になったようですよ。